インテリアコーディネーターとインテリアデザイナーの違い

ここでは、一般の方には区別が付きにくいインテリアコーディネーターとインテリアデザイナーの違いについて紹介します。

インテリアコーディネーターは、既存の家具や既存の設備などを組み合わせて、インテリアコーディネートをするということが主な仕事内容となります。たとえば、住宅メーカーなどに勤め、お客様の希望に応じたインテリアを既存の壁紙や既存の内装などからセレクトし、そして組み合わせてインテリアの総合コーディネートを行います。

このため、もともとある商品の知識を深めるということや、インテリアカラーや、デザインについて詳しく知り、それをセンスで組み合わせたり提案をすることが主な仕事内容となります。

インテリアデザイナーの仕事は、インテリアコーディネーターとは違い、既存のものからコーディネートするのではなく、０からデザインを行う、という仕事内容になります。

たとえば、さまざまな造形物をデザインし、書き起こすことでそれらを作成する元のデザインを作成します。インテリアにまつわるものや、また家具や壁紙など、インテリアのデザインを行います。

最近では、フリーランスとして活躍をされている方も多く、自分自身で製作までを行っている方もいます。またコスト計算や、原価計算などのことも行う必要があります。

このように、インテリアコーディネーターとインテリアデザイナーの違いは、既存の物をコーディネートするのか、１から作り上げるのか、という違いがありますが、範囲が明確にされていない企業も多いのです。