資格試験の合格点、人数ってどれくらい？

インテリアコーディネーターの合格率と難易度についてみていきましょう。

2015年度のインテリアコーディネーター1次試験、2次試験の合格率に関してですが、まずは、一次合格率は、29.2%、そして二次合格率は60.4%となっています。

試験の合格基準点というものは発表されていませんが、合格率はそれほど高くはなく、人気の資格であるため、難易度が高くなっているといえるでしょう。

ここ数年でも21％〜25％と推移している状況であり、5年前と比較すると少しアップしていますが、それでも現在でも難易度は高めであるというのが現状です。

特に、2015年度の一次試験の合格率を見ても低く、学科試験でほとんどが落ちてしまうことが多く、合格するのであれば学科試験対策が必要であるといえるでしょう。

例年通り、受験者が多くは女性で割合でいえば6割以上ではないでしょうか。

しかし、女性に向いている分野の仕事であるということで、企業でも女性の採用率は高まっていることから女性の受験者にチャンスは広がっているといえるでしょうね。

下記を見ての通り、毎年1万人程度の方が受験をされています。

どの年度を見てみても多少は前後するものの合格率は平均25％程度となっています。その他の資格と比較しても比較的難易度は高いということがわかります。

やはり、1次試験を合格することも比較的困難で1次試験の合格率は約3割程度、2次試験は約6割の方が合格をされています。
しっかりと勉強をしていかないと合格することは難しい資格と言えるのではないでしょうか。

女性の合格率が高い！？

インテリアコーディネーターという資格は、女性に人気の資格になっています。男女構成比を見ても受験者の7割の方が女性です。それだけ、インテリアというものは女性に愛されている仕事なんです。

やはり、インテリアにこだわる方は女性が多く、同じニーズを抱える上で女性の意見は大切になってきてきます。やはり、同性の意見を聞きたい、安心して相談できるなどそういったニーズもあり女性のインテリアコーディネーターは人気になっています。

その点も考慮して企業も女性のインテリアコーディネーターを求めているところが多いです。

2008年 第26回資格試験の受験者の特徴を見ると、年齢別で25〜29歳の割合が30.3%と高く、30代が次に続いています。25〜34歳の年代の方で試験合格者の約6割を占めています。特に、女性のインテリアコーディネーター試験合格者は、約7割の方が34歳以下の若い方が合格をしています。

男女別の構成比では、女性が8割、男性が2割とやはり女性の割合が多いようです。職業別で見てみるとインテリア・住宅業界に勤めている社会人が5割ほどしめており、実務経験のある方が多く合格していることがわかります。また、実務経験のある社会人まではいきませんが、全体の2割ほどが主婦・学生の方で占められています。